こんにちは! 編集のやえです。
去る12月19日、ドクターによる大腸がん検診の講演とプロの落語家さんによる健康落語が一緒に聴けるユニークなイベントがあると聞きつけて、さっそく潜入取材に行ってきました!
市民公開講座
かわさき健康塾×らく朝の健康落語 「テーマ:大腸がん」
2014年12月19日 (金) 13:00~15:00
お邪魔したのは、川崎市産業振興会館。
会場は60代以降のご年配の方で賑わっていました。
さっそく入り口付近で、今回公演のらく朝さんのDVDと共に、ゲンキのモトプラチナを置いていただいているのを発見!!
しかも受付では、1冊ずつ手配りしていただいていました! 感激です☆
第一部 大腸がん検診について
第一部は、川崎幸病院 消化器内科部長・内視鏡センター長の大前先生による大腸がん検診のお話です。
「大腸がんは早期発見すれば完治が可能な数少ないがん疾患。症状がなくても40才過ぎたら毎年の健診が大切」とのこと!
そういうことなら、詳しく検査のこと知りたいですよね?
大腸がん検査の流れ
一般的な大腸がん検査の流れとしては、
①便潜血(検便)→ ②注腸検査 → ③内視鏡検査の順。
①便潜血(検便)
検便は、経験のある方も多いのでは?
もちろん私も毎年の健診で受けています。
受けてはいるのですが、正直あまりいい気持ちがしないし、面倒くさいなぁって思いながらテキトーにやっていました…2日分提出するところ、1日分しか提出しなかったりとか…(コラ!)
でも、コレって大腸がんを見つけるとっても大事な検査だったんですね!
大腸がんの最たる症状である「大腸の出血」を調べる検査なのだそう。
理由を聞けばナルホドと納得。
これからは真面目に取り組もうと反省した次第です(^^;)
②注腸検査
さて、便潜血で陽性となると次は注腸検査という検査。肛門にバリウムと空気を入れてレントゲン撮影する検査です。大腸のどこに異常があるか、位置まで調べられるそう。
この検査を受けた方の55〜65%が異常ありと診断され、次のステップの内視鏡検査へ進みます。下剤が少なくて済むのがメリットですが、腸壁や残った便が病変に見えてしまうケースもあるそう。
③内視鏡検査
最後は内視鏡検査です。肛門からカメラを入れて、病変の位置や形状も調べることができます。さらに、検査と同時にポリープ切除や組織採取も可能。
検査自体は普通の方なら10〜20分の短時間、と良いことづくめ! ただし、事前に下剤を1.5L〜2Lも飲む必要があり、1日がかりの検査になってしまうというデメリットも。
第二部 らく朝さんによる健康落語
続いて第二部は、お楽しみ☆らく朝さんの健康落語です。
らく朝さんは内科医でありながら、46才にして立川志らく門下に入門し、現在は医師業のかたわらプロの落語家としても活躍されていらっしゃいます。
笑うことでがんが予防
らく朝さん曰く、「笑いは一番安上がりな健康法」だそうで、笑うことでがんが予防できると言うのですから驚きです!
がん細胞を増やす原因は、食生活の欧米化やストレス、睡眠不足などなど。
でも、笑うことでナチュラルキラー細胞が活性化し、がんをやっつけてくれる!
さらに、血圧まで下がるので高血圧の方にも効果テキメン。
笑いが健康に良いということは、医学的に証明されているのだそうです!!
これは笑わなきゃソン!!と、古典落語「死神」をもとにした健康落語、大いに笑わせていただきました(※^^※)
私、生の落語って初めてだったのですが、古典落語と現代の健康ネタの組み合わせには「お見事!!」の一言!
落語好きの方もそうでない方も、機会があればぜひ一度聴いていただきたいです!
こちらを主催した川崎幸病院さんでは、毎月いろいろなテーマで講座を開催しています。
参加費無料で、しかも申し込みも不要!
皆さん、ぜひ興味のある講座に気軽に足を運んでみてくださいね♪
詳しくはこちらをチェック▶ http://saiwaihp.jp/event/about.php