たくさんある病院のなか、自分にあった病院選びをするのはとっても大変。
ただ適当に選ぶのも何だか不安だったりしませんか?
「ゲンキのモト」は自宅付近にどんな病院があって、
どんな先生で、どんな治療をしていて、どんな真意を持っているか・・・
誰もが知りたい口コミ情報をカタチにし、
地域の皆さんの役に立つ情報誌を目指しています!(首都圏・関東限定)
そこで、ゲンキのモトを創刊した初代編集長・伊藤みかこさんに、
創刊の経緯やその想いを伺いました。
どうしてゲンキのモトを作ろうと思ったの?
みかこ初代編集長:
2004年4月の父の死をきっかけに、私は身近で役に立つ医療のフリーペーパーを自分の手で作りたいと考えました。
突然の末期肺ガンの宣告、いろいろな医療に対する不信感。私は父の死をきっかけに医療についてのいろいろな部分を知りました。親戚のある医師に「みかこちゃん、お父さんの一番の間違いはね、最初にかかったホームドクターだったんじゃないかな?」体の調子が悪いからと半年も通院していたにも関わらず、ガンを見落とした医師と、きちんとしたかかりつけの医師に出会えなかった父。
このことが、余命1ヶ月までガンを見抜けなかった要因だと聞いたとき、「じゃあどうやって身近にいる良い先生を探せばいいのよ!」と思ったのが、このゲンキのモトの始まりでした。
ガンの宣告からわずか2ヶ月でこの世を去った父の死と、600gで産まれた次男の誕生が、私の人生の転機となりました。
(次男はすくすく育っています!)
自分の住んでいる町にどんなお医者さんがあって、どんな診療を得意としているのか、わかるものが欲しい!
患者、またその家族が、医療に関する情報を収集できる“患者力”をつけなければいけないと切に思ったんです。
そして少しでも多くの方に、本当に役立つ医院情報をお伝えしたい!という想いで『ゲンキのモト』を創刊しました。
制作する時に、気をつけていることは?
みかこ初代編集長:
常に母としての立場、患者としての立場に視点を置いてます。あと、真実をストレートに伝えていくようにしているところですね。
例えば、どんな経緯でこの先生と出会い掲載に至ったか、この先生はどの分野を得意といているのか、などです。
耳鼻科の先生でも、耳が得意なのか、鼻が得意なのか、など、より具体的にわかりやすく伝えていければと思っています。
最後にひとこと
みかこ初代編集長:
「ゲンキのモトを見て…。といって患者さんが、何人も来ましたよ。ありがとう。」という病院の先生の声も多数頂いてます。
「ゲンキのモト」では、先生からの紹介や読者の皆様から頂く口コミで、次にご紹介する先生を決定しています。
また先生のお人柄がわかるような質問も掲載しているので「先生の得意分野は、○○だったんですね」というような、患者さんと先生との良いコミュニケーションツールとして活用していたただいているようです。先生と患者さんの橋渡しになっているようで嬉しいです。
2020年3月で私は編集長を卒業させていただきましたが、これからもゲンキのモト編集室スタッフが私の意志を引き継ぎ、皆様の素敵な医院さん選びの橋渡しができるよう、先生のご紹介はもちろん、楽しく役立つ情報満載なメディア作りに励んでいます。
今後とも「ゲンキのモト」をよろしくお願いいたします!