風疹が流行っています!! 11月6日時点で合計1692人
2018年11月6日に発表された国立感染症研究所の報告によると、風疹新規患者数は8週連続で100人を超え、今年に入ってからの合計患者数は1692人に達しました。
前回の風疹セミナーのレポート記事で、9月30日時点の患者数を925人とお伝えしましたが、その後も急速なスピードで増加している状況です。
今回の流行も予防接種率の低い30〜50代の男性を中心に感染が拡大しており、米疾病対策センター(CDC)は10月22日に、予防接種や罹患歴のない妊婦は日本に渡航しないようにと注意喚起しています。
風疹はお腹の赤ちゃんに障害を残す
風疹の怖いところは、妊婦さんが万が一感染した場合、お腹の中の赤ちゃんが難聴、白内障、心臓病、脳障害などの「先天性風疹症候群(CRS)」という一生治らない重複障害になる可能性があることです。
感染を防ぐ唯一の方法はMRワクチンによる予防接種ですが、妊娠中はMRワクチンの予防接種が受けられないため、妊婦さん以外の人間が予防接種をして、流行自体を収束させる必要があります。
風疹について学び、少しでも多くの方にワクチン接種を!
風疹をなくそうの会『hand in hand』では、先天性風疹症候群の子どもをもつ母親たちが中心となって、風疹撲滅に向けた情報発信や先天性風疹症候群として生まれた子どもとその家族のサポート活動を行っています。
そしてこのたび、より多くの方が風疹に関心をもち、予防につなげてもらうため、舞台「遥かなる甲子園」の大阪・東京無料公演を目標にしたクラウドファンディングを実施することになりました。
舞台「遥かなる甲子園」東京公演開催を目指してクラウドファンディング実施中!
舞台「遥かなる甲子園」は、先天性風疹症候群の聴覚障害児のための聾学校「北城ろう学校」を舞台に、高校野球に憧れる少年たちがさまざまな困難を乗り越え、硬式野球部を作って甲子園を目指すという実話をもとにしたノンフィクション作品です。
すでに、大阪公演(2019年1月14日、大阪市中央公会堂にて)開催の目標金額には到達し、現在は東京公演(2019年2月24日、国立オリンピック記念青少年総合センターにて)の開催を目指した募集がかけられています。
風疹をなくそうの会『hand in hand』では、こちらのクラウドファンディングにご協力いただける方を募集中です。
ご興味がある方は下記URLより詳細をご覧ください!
皆さまの温かいご支援お待ちしております。
『hand in hand』の支援はコチラから▼
知ろう、風疹!~舞台『遥かなる甲子園』から学ぶ~(風疹をなくそうの会『hand in hand』)|クラウドファンディング Readyfor
■12月3日追記
上記クラウドファンディングが、目標額を達成し、無事11月30日に終了したそうです!
公演の詳細につきましては、下記のページをご確認ください。
新着情報|知ろう、風疹!~舞台『遥かなる甲子園』から学ぶ~(風疹をなくそうの会『hand in hand』)|クラウドファンディング Readyfor