子育て

発達障害児を持つママの懇談会を開催!|ゲンキのモト

ゲンキのモト主催の、発達障害児を育てるママの懇談会が開催されました。

「うちの子発達障害かも」「発達障害についてもっと知りたい」「周りには打ち明けづらい発達障害の悩みがある」などなど、発達障害児を育てるママたちは、多くの悩みを抱えています。

同じ悩みを持つママ同士の交流や、小児科の先生に直接質問する機会が設けられるなど、普段ではできないオープンな話のできる懇談会となりました。

この記事では、懇談会の内容を厳選してご紹介します。今回は参加できなかった方や、発達障害について興味のある方は、とても参考になる内容となっておりますので、ぜひ読んでみてください!

発達障害かも?ママの勘は合っている!

多くのママが我が子の発達に悩みを持っています。

    • 発達障害なのだろうか?
    • 気にしすぎなのだろうか?
    • グレーゾーンなのか?
    • 療育が必要なのだろうか?

心配で病院に行くけれど、経過観察になったり、はっきりした診断がつかなかったり、モヤモヤが晴れない場合も。

しかし1番身近にいるママの目が、実は1番合っているんですよ!もし最初の病院で納得できない場合は、自宅からは遠くでも専門医のいる病院を受診しましょう。

ゲンキのモトでは、様々な専門医の先生をご紹介していますので、ぜひ利用してくださいね!

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専門医のいる病院の受診で重要なのは、実は診断ではないんです。

大切なのは、子どもの障害や子ども本人に寄り添ってくれる医師と出会うこと。

「発達障害である」という診断は、必ずしも大事ではないそうなんです。

発達障害の診断は関係ない。困っていることや不安にフォーカスしよう

我が子が発達障害なら、どんな障害があってどんな治療や療育があるのか、とても気になりますよね。でも実は、診断はあまり関係がないんだと知り、とても驚きました。

    • 子どもは今どんな問題を抱えているのか
    • 困っていることは何なのか
    • 不安なことはあるのか

大切なことは診断結果ではないんです。
子どもの不安や困っていることにフォーカスをあて、言語化し、解決策を模索すること。
一緒に原因の解決方法を考えていくことが大切なんです。

子どもには、理解者・何でも話せる人が必要

子どもの成長は、つい周りの子どもと比べてしまいます。ママが焦ったり不安になったりすることは本当に多いですよね。

今回相談に出たトイトレ(トイレトレーニング)を例にしてお話しします。

トイトレが成功しない、オムツが取れないというママが多かった今回の懇談会。先生によると、トイレの問題だけとして捉えないことが重要だそうです。

トイレでの排泄が問題ではなく、生活の中の不安がトイレの問題として表面化している場合が考えられます。子どもが何を不安に思っているのか、困っていることは何か、を知ることが必要なんだそうです。

子どもが不安に思っていること、困っていることを受け止め、認められる存在が重要になるとのこと。

何でも話せて安心できる相手を、子どもは必要としています。「ママの前では何でも話せるようになるといいね」と先生はおっしゃっていました。相手はママでも、もちろんパパでも、友達やパートナーでもいいとのことです!

子どものこだわりが強すぎる!どこまで受け入れる?

発達障害の傾向がある子どもはこだわりが強い場合があります。こだわりにどこまで付き合うか、聞いてあげられるのか、正解がわからず自問自答しているママは少なくないのではないでしょうか。

子どものこだわりや要求をどこまで聞くのか、先生がおっしゃるには、「ママが楽なほう」を選ぶのがおすすめだそうです。

    • 聞ける状況なら聞いてあげる。無理なときは聞かない。
    • 3回に1回は聞くなど、ルールを作るのも◯。

こだわりが発動するシーンの予想がつくなら、子どもに事前予告をしておくと上手くいくことが多いんだそうです。
例えば、買い物でお菓子を買わないと気が済まない子どもなら、先に「今日はお菓子は買わないよ。家にたくさんあるからね」など、具体的な理由をつけるのもおすすめ!試してみてくださいね。

子どもの得意を見つけて伸ばしてあげる

障害のある我が子、ついできないことが目についてしまうのではないでしょうか。しかし人間誰しも得意不得意があります。たまたまそれが顕著なだけ、障害ではなく個性として考えてみると、違った景色に見えるかもしれません。

苦手なことを、無理に周りに合わせてがんばるのではなく、得意を見つけて伸ばせるように考え方をシフトしてみませんか?

子どもは、得意なことならどんどん伸びていく可能性を秘めています。得意から自信につながり、苦手を克服できたケースもあるんです!

小学校入学がママの大きな悩みに

今回の懇談会で多く聞かれたのが、小学校でのお悩みでした。

保育園や幼稚園では、子ども自身の特徴を個性と受け止めてくれることが多く、ある程度守られ許されています。しかし小学校に上がると決まりが多く、子ども自身が馴染めないといった悩みが出てくるんです。

保育園・幼稚園では個性として受け入れられていたことが、小学校の普通学級では難しい。発達障害児を持つママは、通わせる学級で悩むようになります。

普通学級に通い、周りとうまくやれるのか・友達ができるのか・いじめられないか。
支援学級を選んで、周りの目が気にならないか・子ども自身が「自分はなぜこちらの学級なのか」と疑問に思うのではないか。

どちらが合うかは子ども次第で、「こっち」と断定することは難しい。学校や先生と密に相談しながら、時には子どもにがんばってもらい、時には学校側と先生に容認してもらう。厳格なルール作りは難しいので、その都度話し合いが必要になってきます。

おわりに〜発達障害の悩みは言い出しにくい。悩みを打ち明けられる場所をゲンキのモトで〜

発達障害の悩みは、保育園や幼稚園のママ友にはなかなか打ち明けづらいワード。話せないことで余計に不安を感じるママに、同じ悩みを持つママ同士の交流の場として、懇談会を開催しました。

ゲンキのモトにとって初めての試みでしたが、参加者のみなさん積極的に先生に質問をして、とても密度の濃い時間になったと感じています!

次回の開催も決定しております!今回出席してくださった方はもちろん、ご興味のある方のご応募お待ちしております!

第二回☆発達障害児を育てるママ懇談会
<開催日時>2020年3月6日(金) 10時30分〜12時30分
<参加費>3000円
<開催場所>「ママプラスカフェ」東京都杉並区和田3-41-14(丸ノ内線東高円寺駅より徒歩2分)

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ABOUT ME
いちの
Webを中心に活動しているライターいちのです。 小2長男・年長次男・年少三男、3兄弟のママ。 医療事務に従事していたのがきっかけで、ゲンキのモトのwebライターを担当することに! 得意ジャンルは子育て・育児・収納等。その他、コストコ・イケア・ニトリ・スリーコインズなど、人気のお店のトレンド記事も執筆しています! ブログとTwitterでは、子育てやライター業について発信中☆