あたたかくなってきて、なんだか足がムズムズ・・・。
あれ? これってもしかして水虫なの!? やだ〜!!!! 先生たすけてー!!!!!
そんな困った「水虫」の予防と対策について、飯田橋皮膚科スキンクリニックの河野志穂美先生にお聞きしました。
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心温かい素敵な女医の先生です!(飯田橋皮膚科スキンクリニック)|ゲンキのモトのお医者さん
夏になると急増しやすい代表疾患と言えば「水虫」!
Q:水虫予防はどうすればいいの?
A:「水虫・たむし」の原因は皮膚糸状菌(しじょうきん)または白癬菌(はくせんきん)というカビの皮膚感染症です。
感染予防には、プール、公衆浴場、フィットネスクラブなど裸足で歩くような場所を利用した後は足を洗いましょう。
菌が皮膚についてもすぐには感染しません。早く洗えば落ちます。
夏は気温上昇、発汗、蒸れとかびが増殖するには好条件。抗カビ効果のある石鹸を使って、乾燥させるとよいですね。
SOS!夏の水虫対策は?
水虫は一番身近なお子さんや配偶者、家族に感染します!
家庭内感染を防ごう!
家族に水虫の方がいる場合は、その方に治療を受けていただくのが一番の予防ですが、風呂場の足ふきマットやスリッパの共有は避けましょう。
洗濯後乾燥すれば除菌されますからご安心を!
他にもあります!カビの病気!
癜風(でんぷう)も夏に多いカビの病気です。毛包内に潜むマラセチア菌が増殖して、胸や背中に茶色や白色の丸井カサカサしたものができます。
抗カビ効果のある石鹸で体を洗うと発症をおさえることができます。
親子でやってみよう! 水虫チェック
- 足の裏の皮がむけたり、水泡ができる。
- 足の指の間がかゆくなったり、割れたりする。
- 足の裏がガサガサして、かたい。かかとが割れる。
- 足の爪が白っぽく濁ったり、分厚くなってきた。
- 家族に水虫の人がいる。
- 夏になると皮がむけるが、冬には自然に治る。
当てはまるものがあれば、水虫の可能性があります。
水虫はかゆいとは限りませんし、水虫でなくとも同じような症状が出る病気もあります。早めに皮膚科医に相談しましょう!