「なんだか疲れがとれない」「日中だるくてボーッとしてしまう」そんな症状はありませんか?もしかして、きちんとした睡眠がとれていないことが原因かも!?
メディカルスイッチインクリニックの小林由佳先生にママの睡眠障害についてお聞きしました!
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子どもだけでなくママの心にも寄り添ってくれる心療内科!(メディカルスイッチインクリニック)|ゲンキのモトのお医者さん
Q:十分寝ているつもりなのに、疲れがとれないのは何故?
A:長く寝ていても途中で起きるのであれば、睡眠障害の可能性も!
夜中にトイレに起きることはありますか? ふつう深い眠りについているときは、副交感神経が優位に働いて膀胱の活動が抑えられるため、トイレに起きることはまずありません。
トイレのために覚醒するということは、深い睡眠がとれていないという証拠。
夜中に目が覚めてしまっても、日中元気に過ごせていれば問題ありませんが、週に3日以上の中途覚醒があり、なおかつ日中も怠さや頭痛に悩むようなら受診することをオススメします。
Q:睡眠不足にはどんなリスクがありますか?
A:将来、心筋梗塞や脳梗塞のリスクが上昇します。
心筋梗塞や脳梗塞は、血中コレステロール値が高いとリスクが高まることが知られていますが、じつは睡眠不足でもこれらの病気リスクを上げる原因となります。7時間睡眠の人と5時間睡眠の人の比較では、なんと5時間睡眠の人の方が2.2倍もリスクが上昇するとの報告があります。
また、同じストレスに直面したとき、睡眠がとれている人といない人では、きちんと眠っている人の方がストレスに強いというということが分かっており、睡眠がいかに大切かを伺える結果です。
最適な睡眠時間については個人差があるため、一概に7時間睡眠が良いわけではありませんが、朝スッキリと目覚められる位の十分な睡眠時間をとるよう心がけましょう。
Q:毎日を元気に過ごすためにできることは?
A:ママ自身が心と身体をいたわることが大切!
診療をしていると、ひとりで頑張りすぎているママが多いことにいつも不安を感じます。心が疲れているなと感じたら、家事や仕事を少し休んで気分転換をしてみましょう。
身体が疲れていたら、整体でもエステでも病院でも良いので体調のケアをしてください。
大切なのは、鬱病などの病気になってしまう前に、きちんと心と身体のケアをすること。どうか無理をし過ぎないで、ご自身をいたわってあげてくださいね。