子どもの夏のスキンケアについて、岡村皮フ科医院 皮膚科医 岡村理栄子先生にお聞きしました。
岡村先生:「子どもの夏の肌トラブル上位は『あせも』と『紫外線』。スキンケアや服装、UVケアで肌トラブルから守ってあげて」
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気配りを大切にされる医院さん!明るく元気をもらえる先生です!(岡村皮フ科医院)|ゲンキのモトのお医者さん
あせも対策は
洗浄と保湿が基本です。汗をかいたらこまめに濡れタオルで拭いて清潔に。学校にいる間も自分でケアできるよう練習してみましょう。そしてキレイにしたあとは、保湿ケアを夏でも欠かさないことが大切です。
こどもは汗っかき。あせも対策はこんなことに気をつけて
★ 服装
汗を吸わないオシャレ服は気を付けて!
吸湿性、通気性の良い服装を
袖なしよりは半袖を!
★ 汗をかいたら
汗をかいたらすぐ着替える
汗+アカ・ホコリ→アルカリ性になってかゆくなるから、汗はそのままにしない!
★ 保湿ケア
汗をかいたらすぐ濡れタオルで拭くか洗い流し、すぐ保湿を!
朝晩の全身保湿ケアを忘れずに!
★ エアコン
エアコンの設定温度→25℃以下に
子どもにもUVケアは必要です!
一生に浴びる紫外線量のうち6割が10代までに浴びるといわれています。
こども時代からUVケアをしっかり行いましょう。
なかなか学校では塗り直しができないこどもには、ウォータープルーフタイプがオススメ。
以前は水が汚れるからと、学校プールでの使用は認められていませんでしたが、現在は学校でも紫外線が問題視されるようになり、使用が認められるようになってきました。
プールがない日もUVケアを忘れないでね!
洗顔 + 顔・体保湿 + UVカット剤(ウォータープルーフタイプ)
洗浄 + 顔・体保湿
UVカット剤の選び方
★ 毎日の紫外線ケアに
クレンジング不要のUVカット剤
★ プールや塗り直しができないときに
汗、水に強いウォータープルーフタイプ
虫さされ対策
虫の多い場所へ行くときは
- 長袖シャツや長ズボン、ブーツ、帽子を身につけ、できるだけ皮膚が露出されている部分を減らすようにします。
- おなかや背中が出ないように気をつけましょう。
- 靴下をはき、サンダルではなく足の指先がしっかり覆える靴をはきましょう。
虫にさされたときの対処法
蚊・ノミ
少なくても一週間前後で治癒
でも!腫れがひどくなり痛みが増したら、細菌感染や遅延型アレルギーの可能性アリ→病院へ
ハチ
刺し口を清潔にし、冷やす。抜けるようなら、毒針を抜く。
でも!全身にじんましんができ、吐き気や息苦しさを感じるようになったらアレルギー発作の可能性!→病院へ
ダニ
アレルギーの原因となる刺さないヒョウダニ→掃除で除去
虫さされの原因となる刺すツメダニ、イエダニ→殺虫剤