赤ちゃんや子どもにもUVケアって必要なの?
気になる「子どものUV対策」について、岡村皮フ科医院 皮膚科医 岡村理栄子先生にお聞きしました。
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なるべく早いうちからUV対策することが大切
赤ちゃんや子どものお肌は、大人と比べると皮膚の厚さは約半分ほど。大人より紫外線の影響を受けやすい非常にデリケートな肌といえます。
紫外線による肌トラブルを防ぐためにも、生まれてすぐから日常的にお子さんのUV対策をすることが大切です。
特に紫外線量は3月頃から急激に増えはじめ、5〜7月にかけてピークを迎えます。
外出するときは、つばの広い帽子や長袖、UVカット剤による日焼け対策を忘れずに。お子さんが小さいうちからのUV対策を心がけましょう。
UV対策の方法は?
外出するときはUV対策を忘れずに!
- UVカット剤(日焼け止め)は忘れずに
- ベビーカーでも日よけなどで紫外線カットを
- つばの広い帽子がおすすめ
- 帰宅後は洗浄も忘れずに
- 洗浄後は必ず保湿ケア
- 紫外線が強い午前11時〜午後1時はお散歩には適切な時間ではないので、外出は控えましょう。
お子さまの肌に適したUVカット剤の選び方
- 無香料・無着色
- アルコールフリー
- アレルギーテスト済み
- 紫外線吸収剤 無配合
- 保湿成分 配合
肌に合うか心配なときは?
肌に合うか心配であれば、保湿剤やUVカット剤は手首などに塗ってみて、ためしてから使ってみましょう。
低刺激性の目安は?
赤ちゃんには天然・防腐剤フリーのスキンケア品がよいと思われがちですが、必ずしも天然・防腐剤フリーは低刺激の目安にはなりません。
乳幼児のためのUV対策ポイント
まずは、乾燥からお肌を守るために、UVカット剤を塗る前のスキンケアとして下地に十分な保湿剤を塗りましょう。
のばし方は保湿剤と同様に
UVカット剤をうすくのばしすぎると十分な効果が得られないこともあります。
塗るときには、たっぷりムラなく塗るようにしましょう。
汗をかいたらこまめに塗りなおす
2〜3時間を目安に塗りなおしましょう。
UVカット剤の選び方
低刺激性ということで、赤ちゃんの肌には紫外線吸収剤無配合のものが安心です。
紫外線をカットする効果はSPFやPAで表示されています。
- 日常ではSPF10以上・PA+以上
- 屋外のレジャーではSPF20〜25・PA++程度
がひとつの目安です。