ママ世代に多い目元の小じわや頬の粉吹きといった乾燥肌トラブル!皮膚科医の山本由美先生に効果的なスキンケアについてお聞きしました。
ママの乾燥肌トラブルQ&A
乾燥が気になる冬、乾燥肌の原因と対策を、皮膚科医の山本先生が答えてくれました!
冬の乾燥肌の原因は?
A.原因は空気の乾燥と皮脂量の減少!
冬は空気自体が乾燥するため、多くの方が肌の乾燥を実感します。
しかしママ世代になると、若い頃よりもさらに乾燥の影響を受けやすくなるんです。
じつは肌の水分量の減少に加えて、皮脂量が減少し始めるのが30代!皮脂が少ないと潤いにフタができないため、水分が蒸散して乾燥肌になりやすいんです。
□さっぱりとした保湿剤が好み
□アルコール入りの化粧品を使う
□アイクリームを使用しない
□エアコンで室内が乾燥しがち
□潤いが続かない保湿剤を使う
□肌を擦ってメイクを落とす
□よく唇を舐めてしまう
□リップクリームを塗らない
□唇の皮を剥くクセがある
どんなスキンケアをすべき?
Q.肌の内側から潤うケアを!
乾燥肌対策の基本は、朝晩の保湿ケアをコツコツと積み重ねることです。
ただし、乾燥肌になりやすいママ世代が必要とするのは、より保湿効果の高いスキンケア。
外側から保湿成分を補って肌表面の水分量を増やすだけでなく、肌の内側から潤いを生み出すアプローチで、みずみずしく美しい肌を目指しましょう。
皮膚科医おすすめ!スキンケア成分とは!?
0.5%濃度配合のスキンケアアイテムで、肌のハリと潤いが高まることが実証されています。
水を抱え込む力が強く、肌の潤いを保持します。肌に浸透しやすい低分子のものがオススメ。
角質細胞の間を満たす成分のひとつで、肌の健康を左右するバリア機能に大きく関わります。
肌のハリを保つ成分。化粧成分としての加水分解エラスチンには、保湿効果があります。
肌表面の水分蒸散を抑えたり、分子の細かいものでは、肌に浸透して水分保持の役目を担います。
数種類のアミノ酸が、角質層中で天然保湿因子として保湿や肌のバリア機能に関わっています。
着色料・合成香料・パラペン・アルコール・石油系界面活性剤
注目の成分!ラクトフェリンとは?
ラクトフェリンとは、羊水にも含まれる免疫機能タンパク質です。
肌に塗ることで、細胞自ら潤いを生み出す働きがあるとして注目されています。
高濃度配合のものがオススメです。
潤いとハリ感を高める注目の成分ラクトフェリン
肌のハリや潤いを保つコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸などの美肌成分は肌の繊維芽細胞で作られています。
ラクトフェリンは、その繊維芽細胞を活性化させ、美肌成分の生産を促すという研究結果があります!
※日本ラクトフェリン学会第5回学術集会(2012)
ラクトフェリン・最新の学術発表
日本ラクトフェリン学会第8回(2018年10月27日開催)学術集会で、鉄結合性たんぱく質であるラクトフェリンは鉄結合量が多い(=赤みが強い)ほどエラスチンの生産促進効果が高く、肌のたるみやシワ改善に期待できると報告されました。
\潤い効果実感!美肌成分&水分量UP/
ラクトフェリン配合ジェルを、1ヶ月間朝晩毎日塗り、その前後で肌の構成成分と水分量を測定しました。
まとめ
皮膚科医の先生直伝の、おすすめスキンケア方法をご紹介しました!
これからの寒い季節、ママ世代のスキンケアで重要なのは、毎日コツコツ積み重ねること。
特におすすめな成分がラクトフェリンです。水分量と美肌成分upが期待できるので、ぜひ使ってみてください!