健康

女性に多い乳がん・子宮がん・くも膜下出血を安心チェック! 新型MRI体験レポ☆<前編>

アラフォーともなれば、体のあちらこちらに不調が出てきても仕方のない年齢です。かくいう私も、30半ばを過ぎたあたりから、慢性的な頭痛や疲れに悩まされるようになりました。会社の健診には毎年必ず行っていますが、プラスαで一度しっかりとした検査も受けられたら良いな、と常々思っていました!
そこで訪れたのが、埼玉県川口市にある川口パークタワークリニックさん! 新型MRIを使った最新の脳ドックとレディースドックが受けられると言うのです。
今回はその様子をレポートしたいと思います♪体調の変化が気になるママさんは必見ですよ!

新型MRIってどんな検査?

MRIは、強い磁場を発生させるトンネルの中に入り、磁場と電波を使って体内の断面を撮影・画像化する検査です。
検査に伴う痛みはなく、15〜30分ほど機械の中でじっと横になっているだけでOK! しかも、PET検査やCT検査とちがって、放射性医薬品や放射線を使用しないため、被曝のリスクが一切ありません

MRI検査はさまざまな病気の早期発見に有効で、幅広い診療科目で活躍しています!

MRIで発見できる主な病気

部位 疾患名 診療科目
頭部 脳梗塞、くも膜下出血、脳出血、脳動脈瘤、脳腫瘍、アルツハイマー型認知症 脳神経外科、神経内科
脊椎・脊髄 椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症 整形外科
四肢 腱板断裂、骨折、靭帯損傷、変形性膝関節症 整形外科
上腹部 肝臓・膵臓・脾臓・胆のう・腎臓のがん、結石、動脈瘤 消化器外科、消化器内科
骨盤内 膀胱・子宮・卵巣・膣・前立腺がん、子宮内膜症、子宮筋腫 泌尿器科、婦人科
乳房 乳がん 乳腺外科

検査中は磁場を変化させるために、工事現場のような大きな音が発生します。この音がけっこう耳障りなのですが、新型のMRIではヘッドホンからオルゴール音楽が流れ、検査時のストレスを軽減する工夫がなされています。
また、装置内の閉塞感を解消するために、山や海の美しいリラックス映像を観ながら検査を受けることができます。

▲新型MRIでは、このようなリラックス映像を横になった状態で観ながら、検査を受けることができます

検査前に金属探知機!?

それでは、検査の流れについてご紹介しましょう!

まずは更衣室で検査着に着替えます。
MRIは金属に反応するため、ピアスやネックレス、時計、ブラジャー、ヘアピンなどは全て外します。検査室内は磁場が発生しており、時計やカメラ、携帯電話などの電化製品を持ち込むと壊れてしまうので注意が必要です!
また、ペースメーカーや人工関節、脳動脈クリップなどの治療で体内に金属がある方は、検査を受けられない場合があります

▲検査室前の廊下にはこのような注意書きが!

着替えを終えたら、うっかり金属を身につけていないか、金属探知機で診療放射線技師の方が最終チェックをします。
金属を身につけていると、磁石に吸引され事故の原因になってしまうため、念には念を入れます!

アイシャドウにも金属粉が含まれているため、 メイク落としシートで忘れずにオフします。マスカラやアイブロウは落とさなくても大丈夫。
コンタクトをしている人は、コンタクトも外してくださいね!!

脳MRI検査、いざスタート!!

検査室に入ったら、いよいよ脳MRI検査のスタートです!

寝台に仰向けになり、ヘッドホンを装着。頭の位置がずれないようにスポンジを挟み込みます。

寝台がスライドして、ドーナツ状の装置に入っていきます。ヘッドホンから流れるオルゴール音楽を聴きながら、リラックスした気分で検査開始。ドーナツ状の装置の中のモニターでは、色鮮やかな熱帯魚の映像が映し出されていました。

余談ですが、川口パークタワークリニックさんの検査室は、受診者の緊張をほぐすためカラー照明を使用しています。季節に合わせて、グリーン、ブルー、パープルと照明色を変えているそうです♪
体験日は春色のグリーンでした!

こちらは、検査室横のモニタールームです。
診療放射線技師さんがモニターをチェックしながら、小窓から受診者の様子を確認します。

モニターには、撮影した脳の断面画像がリアルタイムで映し出されます!

私の検査は20分ほどで完了
検査中ずっと「ガンガン」「カンカン」という大きな音が聞こえていましたが、オルゴール音楽が一緒に流れていたおかげか、あまり耳障りには感じませんでした。
それどころか、ついウトウトと二度ほど寝落ちしました(笑)
眠ってしまうと体が無意識に動くので、本当は起きていたほうが良いのですが、「もし体が動いてしまい画像が乱れても撮り直せるから大丈夫」と診療放射線技師さんがおっしゃってくださいました☆(良かった…!)

今回は通常の検査に加えて、早期アルツハイマー型認知症診断(VSRAD)も行いました。
アルツハイマー型認知症は、物忘れなどの明らかな症状が出る10年以上も前から発症していて、誰にも気づかれないままゆっくりと進行することが分かっています。VSRADは脳の萎縮度合いを測る検査で、アルツハイマー型認知症の早期発見が可能です。
物忘れが気になる50歳以上の方は、特にオススメの検査とのことでした!

レディースMRIにミカコ編集長が挑戦!

続いては、ミカコ編集長がレデースMRIドックに挑戦します!

レデースドックでは、乳がんをチェックできる乳房部位と、子宮がん・卵巣がん・子宮頸がん・膀胱がんなどをチェックできる骨盤部位の二種類があるのですが、今回は骨盤部位をチョイス!

ちなみに、乳がん検査で一般的なマンモグラフィは、乳房を圧迫して撮影するため、人によっては強い痛みを伴います。
その点、MRI乳がん検査(DWIBS)は、乳房を圧迫することなく着衣のまま検査できる特長があります。マンモグラフィの痛みが苦手な方や、マンモグラフィ画像では読影が難しい高濃度乳腺の方(年齢の若い方)、乳房を圧迫できない豊胸手術をされている方には特にオススメの検査です!

話が逸れましたが、骨盤部位の検査に戻りましょう!

骨盤部位の検査では、下腹部に「腹部用受信コイル」と呼ばれる白い板を乗せて検査します。
準備が完了したら、寝台をスライドさせドーナツ状の装置に入り撮影開始です。

▲隣のモニタールームからの様子。3方向から撮影した画像がモニターに映し出されています

ミカコ編集長の検査は15分ほど。あっという間に完了しました!
検査が終わったら、あとは着替えてお会計をして終了です。
結果は検査完了から約1時間半後に受け取ることもできますが、待つ時間がない場合は予約をとって別日に結果の説明を受けに来ることも、自宅に郵送してもらうことも可能です。
当日結果の受け取りができない場合も、万が一重大な病変が見つかった際は、すぐに電話でクリニックから連絡が入ります。何かあったとしても、対応は早いほうが良いですもんね!

検査を終えての感想は、「それにしても、こんなにラクな検査は初めて!!!」に尽きます。
痛みもなく、服を着たまま検査ができて、前日の飲食制限も被曝の心配もありません! それでいて、がんや脳血管などの重大疾患を、病変が小さいうちに早期で発見できるのです。

体調の変化を感じやすい40代のママ働き盛りのパパたちこそ、MRIで一度しっかり健康チェックをしておくと安心かもしれませんね!

さあ、ドキドキの検査結果は、<後編>でお伝えします!

▼川口パークタワークリニックの詳細はコチラ
http://genki-moto-doctor.jp/2019/05/31/kawaguchi_parktower_medical_checkup/

▼MRI脳ドック・レディースドックのご予約はコチラ
https://www.parktower-clinic.jp/dock_reserve_form.php

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やえ編集スタッフ
ゲンキのモトの編集・ライティング担当。13才と9才の男の子がいます! インスタグラムでも、日々のお弁当や大好きなスイーツなどをアップしています♪良かったら見にきてくださいね!(@mainichi_sweets_genkinomoto