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語って、考えよう!ゲンキのモトカフェ オンライン哲学対話レポートvol.2「ママの休み時間」

コロナ禍でなにかと自粛が求められる今の世の中。
家族のお出掛けもままならず、旦那さんのテレワークに気を遣いながら家事と育児をこなすママたちは、身も心も休まらない日々を送っているのでは?
そこで、哲学対話ユニットALUL(アルル)さん協力のもと、今回は「ママの休み時間」をテーマに、総勢13名のママたちとオンラインで語り合いました!忙しい日常のなかで、ママも上手に休み時間を作るための参考にどうぞ♪


世話人:哲学対話ユニットALUL(アルル) 和田野凉子(ワカメ)

哲学とは無縁の生活から、偶然出会った梶谷真司先生の哲学対話にハマり人生が変わった、元ディープなお受験教育ママ。「人の話を聴くのが好き」が高じて、コーチング歴10年。一般財団法人 生涯学習開発財団認定コーチ。

世話人:哲学対話ユニットALUL(アルル) 歌代雅代(サザエ)

昨年、梶谷先生が主催される哲学対話に初めて参加して哲学対話にすっかり魅了される。
哲学対話を使ったキャリア教育を広めたいと思い、今年に入り小学校にて哲学対話の授業を実施。産業カウンセラー資格、国家資格キャリアコンサルタント。座右の銘は「人生は社会見学」。

哲学対話とは?

ひとつのテーマについて他の人と語り合うことで、考え方の多様性や今まで自分になかった気づきを得ることができる、新しいコミュニケーションの形です。

<哲学対話8つのルール>

①何を話してもよい

普段は「こんなことを話したら変に思われるんじゃないか」というようなことも、哲学対話なら気にしなくてOK。

②否定的な態度はNG

他人の意見に賛同できないとしても、それを態度に出したり、批判したりしない。

③ただ聞いているだけでもOK

聞いてくれる人がいるから発言に意味がある。発言する・しないは個人の自由。

④お互いに問いかけるようにする

お話し会ではないので、必ず発言の最後に他の参加者へ問い掛けをする。

⑤知識ではなく経験から話す

知識ばかりでは話についていけない場合が出てくるため、自分の経験を話す。

⑥話がまとまらなくてもよい
⑦意見が変わってもよい
⑧分からなくてもよい

一般社会の対話とはルールが違い、周囲に気遣った発言をしなくてよいのが哲学対話のよいところ♪

出典:梶谷真司(著)「考えるとはどういうことか」幻冬舎

今回のテーマ「“ママの時間”ってそもそも何?」

●参加者

(ニックネーム表記)
わかめ(ALUL)/さざえ(ALUL)/およめ(編集部)/ももん/チョコ/いちご/りーこ/おまつ/みみ/モカ/えぽん/ムーン/それいゆ

(およめ)
「去年の自粛期間中は完全テレワークで、自宅で仕事をこなしながら、子どもや夫の世話もしなくちゃけなくて、本当に息が詰まった!
ママって、家族が一緒にいる限り、ゆっくりすることもできないのかな!?
そういう時間から逃げたくて、ひとりマラソンを日課にしていたよ。ひとりで走っているとホッとできて考えがまとまるんだよね。家族との時間以外が自分の時間って感じ。
皆さんは、自分だけの時間ってありますか?」

(さざえ)
「私は子どもが小さいうちは、日曜日にひとりでホームセンターに行くのが好きだったなぁ。
子連れでも自分の好きなことできれば、自分の時間っていうのかな?」

(モカ)
「私は『ママの休み時間=ひとりの時間』って考えていて、今一番欲しいのがそれ。
幼稚園生と小学生の子がいるから、ひとりの時間が全然もてなくて、疲れで体調まで崩してしまいそう!
なんでひとりの時間と空間がないと、パンクしちゃうって思うんだろう?そんな風に思う人、他にもいますか?」

(みみ)
「たしかに、自分ひとりになれる時間って大事だよね。子どもが小さいうちは、大変だと思う。
私は子どもが寝た後の30分だけは毎日好きなことをして、自分で自分を癒すようにしているよ。
子どもが幼稚園に行くようになると少し時間ができるかな。
皆さんの考えるママの時間ってなんですか?」

(えぽん)
「『ひとりでホームセンターに行く』って話、すごい共感した。
私はふだん、3歳と0歳の子が一緒だから移動はいつも自転車なんだけど、ひとりのときは自転車も軽いし、心も軽くなる!他人に左右されない時間って感じ。
自分の好きなことに自分の時間すべて使えるって解放感あるよね。
ママである自分と一個人の私というか、『ママじゃない私』の時間をもつことが必要なのかな。
皆さんは、ママである自分をどういうときに意識しますか?」

(モカ)
「ママしているなって思うのは、食事の支度や子どもの世話をしているときかな。
小学3年生の男の子が内弁慶で、感情を私にすごいぶつけてきて、まるでサンドバッグみたいな気分になるんだけど、でもこれもママの仕事だからなって受け止めている。
子どもの気持ちの整理を誘導しているときは、ママしてるなーって思うよ」

(ももん)
「私は0歳と4歳の子がいるんだけど、下の子が生まれて上の子が寂しい思いをしているんじゃないかと思って、最近は上の子と二人だけでお出かけするようにしてるの。
それでこの前は、以前から私も気になっていた映画を観に行ったんだけど、子どもだけじゃなくて私もすごい充実した時間を過ごせたって感じたんだよね。
自分の時間を、子どもと一緒に過ごすこともできるんだって思った。
子どもに束縛されている感覚でいるとすごくしんどいって思っちゃうけど、子どもと一緒でもママの心が楽になれる瞬間もあるのかな?」

(さざえ)
「私はずっと転勤族で、もし自分が風邪をひいたら家のことが回らなくなっちゃうって、ずっとプレッシャーに思ってたの。『自分は家族のセーフティネットだ』ってね。
だから、近所に子どもの預り先を見つけたときはホッとした!
友人も、子どもを預けて銀座に遊びに行ったら「これで5年は頑張れる!」って言ってたよ(笑)
「大丈夫かも」って思える感覚が欲しかったんだよねー」

(おまつ)
「今は夫が単身赴任中で、1歳の子と24時間常に一緒。
最初は気楽に子育てを楽しんでいたんだけど、いつの間にかプレッシャーになり、体調を崩して入院してしまったの。
実家の親に子どもをみてもらっても、気になって心も体も全然休まらなくて。
ずっと一時保育が利用できたらいいなって思ってて、ようやく利用できるようになったときに『あぁ、これでもう大丈夫』って心の底からホッとした。
『何かあっても、なんとかなる』って思えたんだよね」

(およめ)
「今は子どもも15歳になって、自分でなんでもできる年になったけど、小さいときは体が弱くて保育園を休むことも多かった。
当時は私もシングルマザーだったし、全部自分でみないといけないって思い込んでいた時期があったよね。
子どもと外出してもイヤイヤばかりで途方に暮れていたら、近所のおばさんが「アラアラ、お母さんも大変ねぇ」って声をかけてくれて心が救われた!
今は、同じテレビ番組を観て一緒に笑い合ったりする時間はホッとする。子どもが一緒でも、そういう時間が自分にもあったって、今話を聞いていて思い出したよ。
日常のなかにも、自分の充実した時間は実は存在したのかもしれないね」

(わかめ)
「そういえば、もう24歳になったウチの子も昔は泣いてばかりで、保健師さんに「江東区一泣く子ね」なんて言われたことも。
そんな子にかかりっきりだったから、ご近所ともまともに付き合いがないし、ずいぶん長いことひとりだったんだなーって思い出した。
夫に子どもを預けて出かけることもあったけど、ずっと何かに繋がれている感覚で、心は重かったなぁ。
すごい辛かったって夫に打ち明けて、自分の気持ちをわかってもらえたときは嬉しかった。
大変な気持ちをわかってくれる『誰か』が存在してくれるって、ママにとってはどんなに救われることかって思ったよ。
子どもが大きくなって子離れ・親離れしたとしても、母親という属性は変わらない。
子どもが傍にいる、いないにかかわらず、自分の時間っていうのは大切だよね」

(それいゆ)
「ウチは小学6、3、1年生がいて、小さいときはてんやわんやだった。
皆さんの話を聞いて、家族や担任の先生やまわりの人たちに、もっと自分の気持ちを伝えてくればよかったなーって思った。
ある日行き詰ったとき、夫にワーッって気持ちをぶつけたら、「そんな風に思ってたなんて、全然わからなかった!」って言われて(笑)
すぐに状況は改善しなくても、それからは夫に協力してもらって、少し自分時間をもらったりできるようになったな。
実母には『何カ月かに1回は、1日何もしない日をつくりなさい。じゃないとママは必ず潰れちゃう!家事の手を抜くことを覚えなさい』って言われたこともあったよ。
子どものご飯も食パンやカップラーメンなんてときもあるけど、手抜きしたときのほんの数分はママの時間に充てることができるの。
人にヘルプを出す、家事の手を抜く、このふたつを『もっとやってくればよかった!』ってつくづく思うよ」

(みみ)
「夫婦でも、ママでも、職場でもない、そんなサードプレイスが人には必要って思うの。
それが私にとってはオンラインの場なんだよね。そういった場を積極的にもつようにしたよ。
昔オンラインで繋がった人との交流は今も続いているし、心の拠り所にもなってるよ」

(ムーン)
『子どもがいない時間=自分の時間』って考えてしまうと、そうできないときは辛くなってしまうよね。
『ママでありながら“私”でいられる時間』って考えることができたら、もっとラクだったかも。もっと自分らしくいられたかな?」

(えぽん)
「3歳と0歳の子がいるんだけど、3歳の子が一時保育にいってくれたら、自分の好きなことを沢山やろうって意気込んでいたけど、子どもが一緒でも、私のやりたいことを子どもと一緒に楽しめたら、それもきっと自分の時間になるのかもしれないね!」

今日の感想

「子どもがいない時間=自分時間と思って生活していたけど、子どもがいても自分も楽しめたらそれは自分時間に入れていいかも!子どもと一緒にいる時間を楽しめるようにしたい。育児をママの仕事と捉えたら、積極的に前向きに捉えられるかも」

「自分の気持ちを話せる場、他人の気持ちを聞ける場だった。自分を取り戻せる時間として楽しめた

「子育てでずっとイライラしていたけど、皆さんからヒントをもらいながら、自分のことを考えられた。絵本が好きだから、子どもに読み聞かせをしているときは自分も楽しめていると気づいた。母子分離の時間も大切だけど、子どもと一緒の時間も楽しめそう。雲のあいだから光が差すような時間だった

今回の気づきポイント

●ひとりにならなくても、考え方次第で「自分の時間」にすることができる!
一時保育、家事の手抜きテク、ヘルプを出せる環境をもつことが大事!

哲学対話に興味がある人はコチラもチェックしてみて!

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やえ編集スタッフ
ゲンキのモトの編集・ライティング担当。10才と6才の男の子がいます! 乳幼児ママのための食の総合情報サイト「こどものヒトサラ」にて、お弁当記事を掲載中。インスタグラムでも、日々のお弁当や大好きなスイーツなどをアップしています♪良かったら見にきてくださいね!(@mainichi_sweets_genkinomoto