このコラムでは、ツンデレな10歳男子と、世渡り上手な6歳男子を育てる、私、ゲンキのモト・やえ編集スタッフによる「子どもが喜ぶお弁当レシピ」をご紹介! ワーママならではの時短簡単でもおいしい、工夫満載のレシピです。
今回ご紹介するのは、春の訪れを感じる「豆ごはん」を主役にしたお弁当。むき豆を使う作り方もありますが、生豆を使用することで一層風味豊かに仕上がります。
花の形に飾り切りした人参とブロッコリーが一層の春らしさを感じさせてくれますよ♪
今日の主役:豆ごはん
- 米をといで、ざるに上げておく。グリンピースをむき、取りだした豆を水洗いする。
- お釜に10センチ角程度の昆布と米、水を入れる。水加減は普通のご飯と同じでOK。さらにグリンピース、酒大さじ1、塩小さじ1を加え、炊飯する。酒・塩の量はお好みで加減を。
- 炊き上がったら昆布を取りだし、全体をさっくりとまぜる。
おかず①:鶏肉の照り焼き
- 適量の焼肉のたれと唐揚げ用の鶏肉をジッパー付き保存袋に入れ、一晩漬け込む。
- 油を引いたフライパンを熱し、漬けこんでおいた鶏肉を皮目から入れる。
- 焼き色がついたらひっくり返して、ふたをして蒸し焼きに。5分ほどしたらもう一度ひっくり返して5分蒸し焼きにする。
- 保存袋の中に残ったたれを適宜フライパンに入れ、鶏肉に絡めるように余熱で煮詰めて完成! パラリと白ごまを振ってアクセントに。ゴマの代わりにコショウを振って、スパイシーな大人の味にしても♥
おかず②:サツマイモのメープルマッシュ
- サツマイモを輪切りにして10分ほど水にさらし、アクを抜く。
- サツマイモをざるつきの耐熱容器に入れ、ふわっとラップをかける。電子レンジに入れ、ようじがスッと刺さる硬さになるまで加熱する。(サツマイモ1本で約6分程度。固いようであればちょっとずつ加熱時間を追加して様子を見る)
- 熱いうちにサツマイモをマッシュする。ボウルなどに入れてヘラやすりこぎでマッシュしても、ビニール袋に入れて手でつぶしてもよい。
- マッシュしたサツマイモが入ったビニール袋に、メープルシロップを入れてまぜる。シロップの分量は甘さを見ながら調節する。お弁当に入れるので、あまり緩くなりすぎないように注意する。
- 仕上げに黒ゴマを適量まぜると香りと食感のアクセントに。
- 一口大に丸める。
まとめ
仕上げは、主役のごはん、おかずをお弁当に詰め込んだあとに、いろどりおかずで飾りつけます。
今回は、ゆで卵、ニンジンとブロッコリーの芯を飾り切り、ブロッコリー、オクラ、さやえんどう、ミニトマト、レタスを使って春らしくしてみました!
楽しいお弁当を仕上げるコツは、メインのおかずやご飯の他に、お弁当を華やかに見せてくれる「いろどりおかず」のレパートリーを用意しておくこと。黄色や赤や緑色など、華やかな色を持った食材を活用すると、見た目にも食欲をそそるお弁当のできあがり。カラフルなミニトマトや、緑も鮮やかなブロッコリーなどは、常備しておきたいですね。パセリやサラダ菜、キュウリなどをバラン代わりに使うのも、お弁当にいろどりを添えるテクニックの一つです。
また、同じ食材でも飾り切りをすると、一層華やかになります。包丁だけで仕上げるのは心もとないという方は、飾り切りのできるキッチンスライサーなど市販のグッズを使うととっても楽チン! 食材や切り方によってさまざまなグッズが販売されていますので、いくつか用意しておくと楽しいですよ。