実はみんながが悩んでいる!! 生理痛はガマンの必要ありません！

多くの女性が生理中のつらい症状に悩み、我慢しているみたい。

でもちょっと待って！
日常生活に支障をきたすような症状はお医者さんへ。

生理のつらさ、我慢するのは終わりにしませんか？

生理中のつらい症状と対策について、いけした女性クリニック銀座の院長 池下育子先生にお聞きしました。

Q：月経困難症って薬で治せるの？

A：薬で治せるものもあるんです。

月経困難症とは、一般的に「生理痛」と言われるような、強い下腹部痛や腰痛をはじめとした生理中にあらわれる様々な症状のことで日常生活に支障をきたす場合をいいます。

しかし、「我慢が美徳」といった日本古くからの意識のせいか、ひとりで痛みに耐えてしまっている女性が多いのも現状。
でも実は、月経困難症は薬で効果的に症状を抑えられるものなのです。

鎮痛剤の早めの服用は痛みの軽減に効果大ですし、女性ホルモン薬（月経困難症の治療薬）を毎日服用することで痛みの原因物質の過剰生産を抑え、生理痛自体を軽くすることも可能です。

Q：生理のつらい症状は解決できるの？

A：症状は病院で解決できます！

病院はただお薬を処方するだけではありません。
その症状の原因や対処法について教えてくれる場所でもあり、患者さんの不安や悩みを相談できる場所でもあります。

ひどい月経困難症の裏には子宮筋腫や子宮内膜症などの病気が隠れていることもあるので、生理のつらい症状はひとりで我慢せず、ぜひ婦人科医に相談してみてください。

婦人科は、女性の健康全般についてどんなことでも相談できるところ。怖がる必要は全くありません。

女の子のママさんは、お子さんが初経を迎えたのなら、その子の婦人科のかかりつけ医を見つけてあげることも大切です。

年齢とともに変化する女性のカラダを一生を通じてケアできる、パートナードクターをもつようにしましょう。

カラダとココロの変化に気づきましょう

生理の前、生理がはじまってから、周期的な女性ホルモンの変化によってカラダにもココロにも様々な変化がおこります。

カラダの症状

下腹部が痛い・張る・重い 乳房が張る・痛い 頭が痛い・重い めまい 肌荒れ・にきび・化粧ののりが悪い むくみ 疲れやすい だるい 眠い 肩こり 手足が冷える 食欲が減る・増す 便秘 下痢 アレルギーがでる おりものがでる

ココロの症状

イライラする 怒りっぽくなる 無気力 憂うつ 気分が落ち込む 弱気

不安 集中できない 興奮しやすい 悲しくなる 緊張感 絶望感

生理で悩んでいる？ それってどんな悩み？
みんなの生理の悩みを聞かせて！

カラダとココロが気になるときはパートナードクターを見つけてほしい

婦人か受診に抵抗を感じ、受診しない人が多いよう

日常生活に支障をきたすほどの月経痛があるにもかかわらず、自分だけでどうにかしようと思う人が多いようです。

婦人科に行きづらいのは、おそらく内診に抵抗があるからでしょう。

しかし、クリニック側も患者さんの気持ちに十分配慮しながら、できるだけ痛みがないように対応します。あまり怖がらずに是非婦人科の門を叩いてください。

ひとりで悩んだりガマンしないで専門医に相談しよう

深刻な病気が原因の場合もあります。
重い月経痛の背後には、子宮筋腫や子宮内膜症などの器質的疾患の可能性もあります。

疾患の早期発見や症状の進行を防ぐためにも、月経についての悩みや心配があるのなら、早めに婦人科を受診しましょう。

ひとりで悩むよりも誰かに相談した方が気持ちも軽くなるというもの。もっと気軽な存在として婦人科を活用して欲しいと思います。

みんなの婦人科受診について聞かせて！

自分と相性の良いパートナードクターを探すには！

いつでも自分のカラダのことを相談できるパートナードクターがいるという安心感は、あなたの健康の大きな支えとなるはずです。

友人のクチコミや「ゲンキのモト」、インターネットなどを活用して、自分にピッタリのドクターを探してみてください。

そのとき大切なのは、あなたがパートナードクターに求めるのは何であるかを整理すること。

クリニックの場所や診療日時はもちろん、どんなタイプのドクターであれば話しやすいのか、予約制と直接来院ならどちらが都合がつきやすいかなどを押さえておきましょう。

過去にゲンキのモト誌面でご紹介してきたクリニックを検索できるサイト「ゲンキのモトのお医者さん」もぜひご活用ください！
あなたのパートナードクターをみつけて下さいね。